柿が色づくと憂鬱になる(プチ秋の陣)
今年も柿の色づく季節がやってきました。
前にも書きましたが私にとっては憂鬱な季節です。

つれあいは大の柿好きなので柿が色づいてくると待ちきれずに髙枝鋏を物置から持ちだして、色づいた実を私に示して、あれだこれだ違うそれじゃないと苛ついて不機嫌になります。

私自身も
「長年連れ添って色覚特性のことについてはよくわかっているはずなのに」
と少々心が騒めきます。

毎年恒例の「プチ秋の陣です」

写真は上が3色覚(正常・多数派色覚)下が1型2色覚(赤色盲)です。
私には、この写真はどちらも同じに見えます。
Androidの「色のシミュレータ」というアプリで撮影しました。

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1型2色覚(P型・赤色盲・色覚特性のヴァリエーションの中では少数派)

赤を暗く沈んだ色に感じて「赤と緑・黒」「紫と青」「黄色と黄緑」「明るいグレーとピンク」等々、色々と区別のつきにくい色の組み合わせがあります。

添付の写真は上が「3色型、正常・多数派色覚」下が「1型2色覚・少数派色覚」者が見ている世界であり、1型2色覚の私には、この両者の区別がつきません。色々な物の色遣いには是非このような少数派の人間がいることをお忘れなく....

例えば、道路工事現場の交通整理には赤い誘導灯が使われていることがありますが、私にとっては昼夜を問わず目立つ色ではありません。誘導灯にはオレンジ色のLEDの物(最近増えてきましたね)を使われることを強く切望します。

男性の20人に1人、女性の400人に1人は少数派の色覚特性をもっています。お互いに加害者にも被害者にもなりたくはありませんよね?
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