薮椿の花に出逢ったときの新鮮な喜びと感謝
濃緑色の葉に埋もれた薮椿の花は、黒板と紅色のチョークの取り合わせと同じで、遠目には判別できません。

少しずつ近づいていくと、まず黄色い葯が眼に入ります。

次いで、紅色の花弁が現れます。

毎回、嗚呼、薮椿の季節になったんだなと、新鮮な驚きと、また無事にこの季節を迎えることができたという喜びと感謝に包まれます。

私たちは、多数派(三色覚)から一色覚に至るまでのグラデーションのような色覚特性の中で、それぞれの色の世界に生きています。

少数派の色覚特性を持つ者だからこそ、色の世界は無数にあると認識しやすいのだと思います。

色盲色弱は、決して色のない世界に生きているわけではありません。
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