言葉狩りは新たな差別的用語を生み出す
以前は、色盲・色弱あるいは色覚異常・色覚障害と云われていた、人たちをこの頃は「色覚特性」「色覚の多様性」と云うらしい。

でも、これっておかしくないですか?
本来、色覚特性や色覚多様性とは、所謂3色覚の人も含めて、「私の色覚特性は1型2色覚です」とか、「私の色覚特性は3色覚です」と使うのが筋というものではないでしょうか?

色覚の正常と異常との境界は、ここまでが正常、ここからが異常と劃然と分けられるものではないと云われます。

であるならば、色盲・色弱の人のみに「色覚特性」「色覚多様性」という言葉を使うのは、単なる言葉狩りに堕してしまいます。

色盲・色弱の色覚特性を持っている人がそれを望んでいるとは思えません。
それでは、色覚特性・色覚多様性という言葉は、新たな差別的用語になるだけです。
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