排除でなく共生の道を!
逆光で信号機の背後に太陽が位置しているとき、背面から太陽光を受けて、信号機に直接光が射し込んでいるとき....

ともに信号灯のどれが点灯しているのか判別できないことがあります。
特に逆光の場合は、多数派3色覚の人でもわからないことが多いと思います。

また、供用開始前の信号機にカバーが被されていないとき、あるいは故障で点灯していないときも不安になります。

赤色が暗く沈んだ色に見える1型2色覚者には、もしかしたら赤信号が点灯しているのかもと考えるからです。

そんなときは対向車線や歩行者用信号機の様子を見て判断しています。

これを聞いて、色覚特性少数派には、クルマの運転は任せられない、そんなふうにあなたはお考えになりますか?

何でもかんでも多数派に合わせてつくられた社会システムに合わない少数派は排除すれば良いとする社会は不健全な社会です。

少数派は排除して、代償にタクシー券を配布するといった短絡的な発想はご勘弁願いたいものです。

どうかこれからも色覚特性のことに限らず少数派との共生の道を考えてくださるようお願いします。
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