薮椿の花に出逢ったときの新鮮な喜びと感謝
濃緑色の葉に埋もれた薮椿の花は、黒板と紅色のチョークの取り合わせと同じで、遠目には判別できません。
少しずつ近づいていくと、まず黄色い葯が眼に入ります。
次いで、紅色の花弁が現れます。
毎回、嗚呼、薮椿の季節になったんだなと、新鮮な驚きと、また無事にこの季節を迎えることができたという喜びと感謝に包まれます。
私たちは、多数派(三色覚)から一色覚に至るまでのグラデーションのような色覚特性の中で、それぞれの色の世界に生きています。
少数派の色覚特性を持つ者だからこそ、色の世界は無数にあると認識しやすいのだと思います。
色盲色弱は、決して色のない世界に生きているわけではありません。
少しずつ近づいていくと、まず黄色い葯が眼に入ります。
次いで、紅色の花弁が現れます。
毎回、嗚呼、薮椿の季節になったんだなと、新鮮な驚きと、また無事にこの季節を迎えることができたという喜びと感謝に包まれます。
私たちは、多数派(三色覚)から一色覚に至るまでのグラデーションのような色覚特性の中で、それぞれの色の世界に生きています。
少数派の色覚特性を持つ者だからこそ、色の世界は無数にあると認識しやすいのだと思います。
色盲色弱は、決して色のない世界に生きているわけではありません。
真天然純正白色
これでよかったかな?
今も同じ名前で出ているかどうかは、わかりませんが、蛍光灯の名称です。
普通の蛍光灯だと、肉や魚介類が黒ずんで見えるために、開発されたと聞いていますので、現在でも同様の製品は造られている筈です。
そういえば、連れあいが買い物をするときに、魚介類や肉類は必ず、陳列棚から、店内の照明があたるところで色味を確認していたので、あらためて聞いたところ、陳列棚の照明では本当の色味がわからない。と、言っていました。
主婦には見抜かれていたということですね。
私には、どちらも区別がつきません。
今も同じ名前で出ているかどうかは、わかりませんが、蛍光灯の名称です。
普通の蛍光灯だと、肉や魚介類が黒ずんで見えるために、開発されたと聞いていますので、現在でも同様の製品は造られている筈です。
そういえば、連れあいが買い物をするときに、魚介類や肉類は必ず、陳列棚から、店内の照明があたるところで色味を確認していたので、あらためて聞いたところ、陳列棚の照明では本当の色味がわからない。と、言っていました。
主婦には見抜かれていたということですね。
私には、どちらも区別がつきません。
魚介類の刺身の鮮度を見分ける方法
魚介類の鮮度を見分ける方法、
赤を暗く感じる、1型2色覚の色覚特性を持つ私にとって、魚介類の鮮度を見分けるのは苦手です。
他に、人が居れば、その人に丸投げします。
でも、どうしても自分で目利きしなければならないときには、エッジが立っているかどうかを判断の基準にすると思います。
以前は、食品添加物で刺身の色味を復活させるものがあったと記憶しています(現在も使用が認められているかは不明)色味にだけこだわるよりも、エッジが立っているかどうかで判断するのは、案外合理的かもしれません。
赤を暗く感じる、1型2色覚の色覚特性を持つ私にとって、魚介類の鮮度を見分けるのは苦手です。
他に、人が居れば、その人に丸投げします。
でも、どうしても自分で目利きしなければならないときには、エッジが立っているかどうかを判断の基準にすると思います。
以前は、食品添加物で刺身の色味を復活させるものがあったと記憶しています(現在も使用が認められているかは不明)色味にだけこだわるよりも、エッジが立っているかどうかで判断するのは、案外合理的かもしれません。
色覚特性の掲示板を設置しました。
2000年代前後と今とで、色覚特性に関する情報量は、さほど変化はないように思えますが、色覚特性について情報交換をする場は確実に減少傾向にあります。
その理由をあらためて考えてみると、色覚特性が、進学や就職のさいにハードルになることが少なくなったことが一因になっているからではないかと思い至りました。
例えば25年前には、色盲色弱だと理系はアウトという昭和の頃の認識が色濃く残っていました。
今でこそ、色盲色弱でも医師になることが当たり前のことになってますが、当時は、色盲色弱の子を持つ母親たちが、そのハードルを除けることに必死になっており、そのための情報交換が必要だったと考えられはしないでしょうか?
しかし、身近に同じ境遇にある人がいる可能性は昔もいまも低いので、インターネットは、情報交換の恰好のツールだったに違いありません。
ハードルがなくなった今、ネット上での情報交換の場はその役割を終えたということでしょうか。
でも、本当にそうでしょうか。
カラーユニバーサルデザインは遅々として進まないし、色盲色弱に対する差別と偏見は相変わらず存在しています。
今でも、否、今こそ色覚特性に関する情報交換の場は必要なのではないでしょうか。
そこで、実験的に色覚特性の掲示板を設置することにしました。
閑古鳥が鳴くことになるかもしれませんが、今後の推移を見守りたいと思います。
その理由をあらためて考えてみると、色覚特性が、進学や就職のさいにハードルになることが少なくなったことが一因になっているからではないかと思い至りました。
例えば25年前には、色盲色弱だと理系はアウトという昭和の頃の認識が色濃く残っていました。
今でこそ、色盲色弱でも医師になることが当たり前のことになってますが、当時は、色盲色弱の子を持つ母親たちが、そのハードルを除けることに必死になっており、そのための情報交換が必要だったと考えられはしないでしょうか?
しかし、身近に同じ境遇にある人がいる可能性は昔もいまも低いので、インターネットは、情報交換の恰好のツールだったに違いありません。
ハードルがなくなった今、ネット上での情報交換の場はその役割を終えたということでしょうか。
でも、本当にそうでしょうか。
カラーユニバーサルデザインは遅々として進まないし、色盲色弱に対する差別と偏見は相変わらず存在しています。
今でも、否、今こそ色覚特性に関する情報交換の場は必要なのではないでしょうか。
そこで、実験的に色覚特性の掲示板を設置することにしました。
閑古鳥が鳴くことになるかもしれませんが、今後の推移を見守りたいと思います。
我が家は色覚異常とは無関係?
家族や親戚に色覚異常の人は居ないから、我が家は色覚異常とは無関係?
本当にそう断言できるでしょうか?
色覚異常の遺伝は、劣性遺伝ということで、X染色体を二つ持つ女性は、その両方のX染色体に色覚異常の遺伝子を持っていなければ、色覚異常にはなりません。
女性の色覚異常者が約500人に1人と言われているのは、二つのX染色体に同時に色覚異常の遺伝子が存在する確率が低いからに他なりません。
ただし、女性の約10人に1人は、因子保有者だと推計されています。
私は、1型2色覚で、その遺伝子はX染色体上にあります。妻が正常色覚なのか、因子保有者であるのかは、遺伝子解析を受けていないのでわかりません。
妻が正常色覚だと仮定すると、女の子が生まれた場合は、私の遺伝子がのったX遺伝子と妻の正常色覚の遺伝子との組み合わせになるので、すべてが因子保有者となります。
では、男の子の場合はどうなるかというと、考えられる組合せは二つになります。
先ずは、妻の二つあるX染色体のどちらが私のY染色体(男性の 性染色体はXとY、女性は、X染色体が二つ)
なので、私の遺伝子ののっていないY染色体と妻の正常なX遺伝子との組合せのみとなるので、色覚異常が遺伝する可能性はゼロとなります。
次に、女性が因子保有者、男性は正常な場合です。
この場合は、女の子ならば50%の確率で因子保有者となります。
男性が色覚異常で女性が因子保有者の場合はどうなるでしょうか。
この場合は、女の子は因子保有者か色覚異常、男の子は50% の確立で正常色覚か色覚異常となります。
最後に、女性・男性ともに色覚異常の場合です。
女の子でも男の子でもすべてが色覚異常になります。
※因子保有者とは、症状は発現しないが色覚異常の遺伝子は持っている方のことです。
何世代もの間、家族の誰にも色覚異常が発現しないまま、突然表面化することも可能性としてありえます。
色覚異常は我が家には関係のないことだ!という根拠のない思い込みは危険です。
本当にそう断言できるでしょうか?
色覚異常の遺伝は、劣性遺伝ということで、X染色体を二つ持つ女性は、その両方のX染色体に色覚異常の遺伝子を持っていなければ、色覚異常にはなりません。
女性の色覚異常者が約500人に1人と言われているのは、二つのX染色体に同時に色覚異常の遺伝子が存在する確率が低いからに他なりません。
ただし、女性の約10人に1人は、因子保有者だと推計されています。
私は、1型2色覚で、その遺伝子はX染色体上にあります。妻が正常色覚なのか、因子保有者であるのかは、遺伝子解析を受けていないのでわかりません。
妻が正常色覚だと仮定すると、女の子が生まれた場合は、私の遺伝子がのったX遺伝子と妻の正常色覚の遺伝子との組み合わせになるので、すべてが因子保有者となります。
では、男の子の場合はどうなるかというと、考えられる組合せは二つになります。
先ずは、妻の二つあるX染色体のどちらが私のY染色体(男性の 性染色体はXとY、女性は、X染色体が二つ)
なので、私の遺伝子ののっていないY染色体と妻の正常なX遺伝子との組合せのみとなるので、色覚異常が遺伝する可能性はゼロとなります。
次に、女性が因子保有者、男性は正常な場合です。
この場合は、女の子ならば50%の確率で因子保有者となります。
男性が色覚異常で女性が因子保有者の場合はどうなるでしょうか。
この場合は、女の子は因子保有者か色覚異常、男の子は50% の確立で正常色覚か色覚異常となります。
最後に、女性・男性ともに色覚異常の場合です。
女の子でも男の子でもすべてが色覚異常になります。
※因子保有者とは、症状は発現しないが色覚異常の遺伝子は持っている方のことです。
何世代もの間、家族の誰にも色覚異常が発現しないまま、突然表面化することも可能性としてありえます。
色覚異常は我が家には関係のないことだ!という根拠のない思い込みは危険です。