色盲でも運転免許は取れます。
自動車運転免許証の取得について
自分が色盲だと判定されたときに、一番最初に考えたのは運転免許は取れるだろうか?
と云うことでした。
中学2年生の秋です。

結局、運転免許は取れたのですが、それは26歳の秋でした。

どうしてもっと早く取らなかったのか、それは色覚の検査を受けて、「あなたには適性がありません」と宣告されるのが怖かったからです。

たまたま、25歳のときに、
原付の免許があれば、普通免許の適性検査の際には色覚検査は免除されると知り、それなら原付免許にチャレンジしてみようかと考えました。

県の運転免許試験場では、色覚異常者は、石原式の検査は行わず、直径15センチ程の赤と緑と黄色のチャートを提示されて、色名を答えるというものでした。

初日は、赤と緑を逆に答えてしまい不合格となりました。
しかし、微妙に赤と緑の明度が違っていることに気づき、赤の方が暗く見えるということがわかりました。

検査は何度でも受けることができるとのことなので、翌日に再度検査を受けて合格することができました。

今も同じ方法で検査をしているかはわかりません。おそらく、紙に印刷されたチャートではなく、色光で検査しているのではないかと思われます。これについては、最近受験された方に情報をお願いしたいと思います。

しかし、色覚検査で色盲を理由に免許が取れなかったという話は聞いたことがありませんし。
一例だけですが、1色覚(全色盲)の方が免許を取得されたということを聞いています。

色覚を理由に運転免許試験を躊躇されている方には、原付免許から取得されることをお勧めします。
どんどん減少している一灯式信号機
https://www.webcartop.jp/2022/12/1019541/



一灯式信号機が撤去されるのは、色覚特性とは直接的な関係はなかった。
ちょっとガッカリ!
でも、どんな理由でも安全のためには好ましい。
一灯式信号機のとんだ勘違い
地元警察署からの一灯式信号機撤去の通知に勝手に喜んでしまいましたが
どうやらとんだ勘違いだったみたいです。
「信号機撤去」で検索したら、単なるコストの問題のようでした。
でも、こんなふうに解釈する者もいるということを明日にでも地元の警察署に伝えたいと思います。
一灯式信号機の撤去はコペルニクス的転回
四半世紀ほど以前に、「色弱について考える」というサイトを運営していたときに、一灯式の信号機に灯火の位置情報を付加して欲しいと提案していたことがありました。

結構多くの方にご賛同いただいたのですか、結局は立ち消えになってしまいました。

今回の一灯式信号機の撤去は、信号機の存続を前提にしていた当時だれも思いつかなかった正にコペルニクス的転回でした。

しかも、イニシャルコストもランニングコストも、位置情報を付加する方法よりも優れている。

今後も、カラーバリアフリー、カラーユニバーサルデザインの分野で、今までの常識にとらわれない発想が生まれてくると良いですね。
朗報:一灯式の交通信号機の撤去
家の近くの一灯式の交通信号機が撤去されることになりました。

交差する道路の幅員も交通量もほぼ同じ場所にある信号機です。、

異常2色覚の私にとっては、朗報と言って良い状況です。

なぜなら、一灯式の交通信号機の赤と黄色の判別に自信がないからです。

通常の3灯式の信号機なら、中央にある灯火が黄色、右側にあるのが赤と、位置情報によって判別できます。

今回は、一灯式の信号機を撤去して、代わりに一時停止の標識が設置されるということです。

3色覚(正常色覚)の方には、信号機の撤去は交通安全の観点から施策の後退になるのではと考える人もいるかもしれません。

しかし、2色覚者の場合、近隣市町なら、大体の一灯式の交通機の場所は把握しているので問題はないのですが

赤と黄色の判別に自信がないものにとっては、優先道路を走行中にも、赤か黄色かわからないため、最徐行せざるを得ません。

場合によっては、一時停止することもあります。

すると、3色覚の後続車は、まさか優先道路で一時停止するとは思わないでしょう。

こちらとしても、それは充分に予想できる事態です。追突される可能性はおおいにあります。

そんなわけで、終日一灯式の信号機はかえって事故を起こしかねない存在なのです。

一灯式の信号機を撤去することが、2色覚の者にとって朗報だというのはおわかりいただけたでしょうか。

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